Craftのデイリーノートで日記の執筆が捗ったという話

 2022年1月15日の記事で、CraftというMac/iOSのノートアプリについて紹介記事を掲載した。

Appleは毎年12月にApp Store Awardsというのを開催し、Mac、iPhone、iPadなどのデバイスごと...

 上の記事にも書いたが、Craftでは書いた内容をブロック単位で並べ替えられたり、手書き機能も使えたりできるので、ブログ記事を執筆するうえで大変使いやすい。

 書きたいことを思いつくままにどんどんApple pencilで書き込んでいき、ある程度下書きが溜まったら、記事の構成を考えながらブロックを並べ替えたり繋げたりしていくうちに、ひとりでに記事が完成してしまうのだ。

デイリーノートも使いやすくなった!

 Craftには通常のドキュメントの他にも、デイリーノートという機能がある。読んで字の如く、カレンダーと連動して1日につき1ノートが割り当てられているというものだ。

 これまでデイリーノートを作成すると、デイリーノートが一般的なノートとごちゃまぜになってしまったりして、非常に扱いにくかった。

 これが最近のアップデートにより、デイリーノートと一般的なノートが分けて管理できるようになったこと、また「すべてのドキュメント」からデイリーノートにアクセスしやすくなったので、デイリーノートが飛躍的に使いやすくなったのである。

デイリーノートは画面の上半分に表示される(設定により表示しないことも可能)

デイリーノートの使い道

 デイリーノートの使い道としては、その日のToDoリストを作ったり、起きた出来事を羅列してライフログ的に使ったり、使う人のニーズに応じて様々な活用法があるだろう。

 僕個人としては、このデイリーノートを「日記を書くこと」に使うことにしている。

Craftで書いた日記をDayOneに共有

 僕はかれこれ10年近く書き溜めた日記をDay Oneというアプリで管理しているが、Day OneはWindowsアプリがなかったりして、日記を書くうえでは少し物足りなさを感じていたのである。

 そんな時にCraftのデイリーノートが使いやすくなったのはまさに渡りに舟であった。

 これにより、「Craftで日記を書いてDay Oneに保存する」という自分的には完璧な流れを確立することができたのである。MacでもiPhoneでも共有ボタンひとつで記事が移行できるため、操作をするのも非常にスムーズだ。

 忙しくて体裁のきちんとした日記を書く余裕がなくても、とにかくその日のデイリーノートを開いて、その日に起きたことや考えたことを走り書きしておくだけでも、後になってその記述を手がかりに日記を書き直すこともできるのだ。

Craft単体でも日記アプリとして使えるが・・・

 もちろんデイリーノートに日々の記録を書いていれば、それが画面上のカレンダーにも表示されるため、それだけでも日記帳として十分に成立する。

 しかし、Day Oneにはその日の天気や訪れた場所まで記録してくれるため、やはり日記を保存しておく場所としてはDay Oneに一日の長があると感じている。

 これまではもっぱらブログ記事の執筆のためだけに使っていたCraftだが、新たに日記の執筆にも使えるようになり、活用の幅が一段と広がった。もはや僕にとってCraftは文章を書く上で欠かせないアプリである。

 果たしてこれがCraftを作った人の意図した使い道なのかは定かではないが、僕のように文章や日記を書いている人にはイチオシのアプリである。

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