2022年のAmazonのブラックフライデーではEIZOのモニターやらHappy Hacking Keyboardやら、自分の懐事情も考えずに高価なアイテムを購入し散財の限りを尽くしてしまった。今は反省している。
ブラックフライデーでは10点以上のアイテムを衝動買いしてしまったが、上述したような高級アイテムを押しのけて、今のところ個人的に最も満足度が高いのがMyComfortのプレミアムフットレストという商品である。
MyComfort プレミアム フットレスト デスク下 足置き 足置き台 足枕 あしまくら 新生活 ((幅)39cm)
ブラックフライデーあるあるで、Amazonからオススメされたものを脊髄反射でカートに入れてしまった形で購入したものだが、使ってみて初めてフットレストの素晴らしさを思い知った次第である。
なぜ俺は今までフットレストを使ってこなかったのだろうかと後悔しているし、日本政府は全国民に対して椅子の下にフットレストを標準装備することを義務付けるべきではないかとすら思っている。
この記事ではフットレストのトリコになった私がその素晴らしさを大いに力説していきたい。
座り過ぎは下半身の血流を悪くする
フットレストの説明をする前に、まず座りっぱなしの状態でいるのがどれだけ身体に悪いのかということから説明した方が良いだろう。
残念ながら専門家ではないのでネットで聞きかじったことしか書くことができないが、長時間連続して座っていると特に下半身の血流が悪化する。そうすると代謝が落ちて脚のむくみや冷え症といった症状が現れるのだそうだ。さらに悪くすると、動脈硬化やらエコノミークラス症候群やら間違えば命の危険にさえ直結する疾病の原因にすらなりうるということである。
かく言う私も座っている時間がかなり長く、会社では10時間近く座り続けていることもあるし、週末もパソコンの前でうんうん唸りながらブログを書いていたりするのため座っている時間が長い。そのせいか気付くと足腰がバキバキに張っていたなんてことがままある。
とにかく血流が滞ってしまうことが諸悪の根源というわけだ。
下半身の血流改善のためにフットレストを置こう
この下半身の血流の悪化に歯止めをかけてくれるのがフットレストなのである。椅子の下にフットレストを置き、そのうえに足を置くだけで脚に血が巡っていくのが実感できる。太ももが椅子の座面にべたっと付いているだけで、知らない間に座面に太ももが圧迫され、そこで血流で滞っていたのである。フットレストを置くことにより、その分だけ太ももが持ち上げられるため、血液も行き渡るのだろう。
自分では試していないが、太ももを一段高くするだけなら足元にレンガでも積んで足を乗せるだけで事足りるのかもしれない。しかし、プレミアムフットレストは単に足を高い場所に上げるだけでは得られない快適さを提供してくれるのだ。
プレミアムフットレストには高品質の枕やマットレスと同じ高反発素材が使われている。これにより、足を乗せるとフットレスト自体が適度に沈んで足を心地よく包んでくれるのだ。また、クッション素材になっていることにより、足が冷えにくいのも魅力である。
また、このフットレストに足を置くと背筋が伸びて座った時の姿勢も良くなる気がする。説明書によると、フットレスト自体が35°に傾斜していることが姿勢の改善に寄与しているらしい。どういう理屈かは全く分からないが、そういうことなのである。
以上がMyComfortのプレミアムフットレストについてのレビューであるが、こんな記事を読んでいるよりも、とにかく騙されたと思って椅子の下にフットレストを置いてみたら良い。きっと今まで冷たく硬い床に足をべたっと付けて座っていたことを後悔するほどのアハ体験を得られるであろう。僕としても、MyComfortのプレミアムフットレスト一個だけでは幅が足りないような気がしているため、もう一個追加購入し、右足と左足をそれぞれ一個ずつ乗せてみることを検討している。